校長ブログ
1学期中間考査
2024.05.28
カリキュラム・マネジメント
5月28日
27日から1学期の中間考査がスタートしました。30日までです。
本校では、生徒たちは日頃から学習計画を立て、「タイム・マネジメント・シート」に落とし込み、それに基づいて自己調整学習を進めています。定期考査が終わると「リフレクションアワー」という振り返りの時間を設けるだけでなく、担任とのコーチングを通してモチベーションの向上に努め、学習のPDCAサイクルが可能になるように方向づけしています。コーチングの中では、生徒の「声」を傾聴することによって、担任や担任の先生が助言・指導を与えることで建学の精神の一つである自学自習に直結するように取り組んでいます。
考査の作問ベースは、基礎・基本を測定するA問題50点(正解率80%程度)、標準的レベルのB問題30点(正解率50%程度)、発展的レベルのC問題20点(正解率20%程度)となっています。例えば、英語ならA問題は「知識問題」とし、語彙・語法+テキストの内容理解、B問題は「思考・判断問題」とし、テキストの更に深い内容理解、C問題は「表現問題」とし、部分英作や自由英作などを問うといったように教科の特性も組み込んでいます。考査が終わると先生方は「定期考査分析会」を行い、課題を共有するだけでなく、学習指導要領の改訂や大学入試改革を見据えつつ、分析と対策を分析シートにまとめ、生徒と保護者にフィードバックしています。誠実に取り組む生徒の学力は上がり、実力がついていることは言うまでもありません。「進路満足度100%」に向けて、「チーム学校」が進んでいます。