山手大改革

神戸山手は伝統を引き継ぎ、未来へ、世界へ歩み続けます。
世界を視野に学ぶ、学校教育の新常識

超発展型の英語教育

本校の英語の授業は、すべてのコースにおいてネイティブ教員が担当し、「生きた英語」に触れながら学ぶことができます。外国での語学研修に加え、オンラインでの国際交流も常時行っています。また、英語力養成に特化したグローバル選抜探究コースはもちろんですが、全校生徒がグローバル的視野を身につけられるよう、季節ごとに外国をルーツにしたイベント、バレンタインやハロウィン、クリスマスパーティーなどを開催し、日常的に外国語に触れられる環境を整えています。
さらに、長期休暇中には、『グローバル探究キャンプ』と題して併設大学と連携し、ネイティブ教員やさまざまな国の学生と交流を深め、国際感覚を磨きます。

学校全体のグローバル化を推進

国際都市・神戸は、グローバル化が顕著に進んでいる街。神戸山手ではさまざまな文化的背景をもち、海外にルーツがある生徒にも門戸を大きく開き、世界を見つめた教育環境を整えています。「同時通訳イヤホン」などをはじめ、多彩な日本語サポートを行い、すべての生徒が自分のルーツを重んじ、互いにアイデンティティを尊重し合えるような、真のグローバル社会を築きます。

2025年4月より男女共学化!

2024年、創立100周年を迎えた神戸山手は、当初、これから発展する社会を見据え地域の子供たちにも豊かな教育をという、地元神戸元町の方々の温かい思いで創設されました。元々、外国籍の方々も多く居を構えるこのエリアで、より地域に開かれた学校を目指し、2025年4月共学化を推し進めます。これまでの100年で培ったきめ細かい教育をベースに、より発展的な学びを実践します。また、外国にルーツをもつ生徒や遠方の生徒たちにも広く教育の場を提供し、これまで以上に地域に愛される学校づくりを目指します。

自己調整学習(SRL:self-regulated learning)

自分で学習計画=建学の精神
「自学自習」

タイム・マネジメント・シート(学習計画表)を使って、目標を達成するための計画を立て実践へ。

教員は目標達成をサポート

教員は、生徒の学習計画を確認し、一人ひとりの目標にあわせたアドバイスを行うことで、自己調整学習を支え、目標達成へ導きます。

生徒も教員も共に軌道修正

定期考査後の面談週間では、「各自の振り返り→目標設定→個別最適化学習」の軌道修正をしていきます。そして、先生たちも考査分析会を行い、学習の積み残しをなくし、ステップアップできる環境を整えます。

【生徒の声】

  • 自分のレベルに応じて「何を」「どのように」すればいいのかがわかるようになってきました。

  • できたこと、できなかったことがはっきりわかるようになりました。

  • 先生たちも一緒に頑張ってくれているように思えます。

【保護者の声】

  • 自ら計画をたてて勉強するようになりました。

  • 一人ひとりのレベルに合わせたアドバイスや改善点を保護者にも知らせてくれるので、安心です。

  • 時間の使い方が上手になってきたような気がします。

学習計画表(タイム・マネジメント・シート)

個別最適な学び

EdTech教材を活用することで自分のレベルにあった学習ができます

問題を解くと、その場でAIが自動採点し、生徒の理解度に応じて最適な問題を出題。今の自分のレベルにあった内容で学べるので、学力をぐんぐん伸ばすことができます。また、オンライン教材を活用した履歴は、先生が管理し、学習進捗度をふまえて授業を行います。

中学校

オンライン教材「トモリンクス」(5教科)を、授業に、自習に、フル活用

高等学校

EdTech教材を活用することで自分のレベルにあった学習ができます

高大連携教育

本格的な高大連携が、あなたの可能性を広げます

10代で、将来の方向性を決めるのは難しい。しかし、本校なら学校生活を通して、様々な学びを経験できます。
豊富な進路指導経験や、関西国際大学との本格的な高大連携で、広い視野で、自分に合った学びを選択することができ、あらゆる方面に可能性をひらくことができます。

関西国際大学との連携

学校法人濱名山手学院の関西国際大学とは姉妹校関係にあり、高大連携の取り組みが充実しています。将来のビジョン形成につなげる学習プログラムを設けるなど、早期から未来を見つめて学べる独自の環境を用意しています。

「関西国際大学進学プロジェクト」本格スタート!

将来の進路選択に向けて、保健医療学部、教育学部、情報学部との連携教育を実践します。高校1年生段階から、大学の先生によるオンデマンドミニ講義を平常授業に組み込み、さらに、看護・保育・福祉などの実習体験やワークショップ、特別講義などを実施。背景知識を付与し、「学びの選択」を可能にしていきます。

関西国際大学進学プロジェクト(2024年度版)

テーマ・目標 1学期 夏季休暇(8月) 2学期 3学期
情報学部 高校1年
高校2年
大学を知る
大学で体験する
オンディマンド講義の受講 プログラム①
「ウェブデザイン体験」
プログラム②
「プログラミング体験」
プログラム③
「データサイエンス体験」
  • 社会学に関する大学の講義をオンディマンドで受講する。(ウェブクラス上で視聴)
  • レポート・ワークシートを記入する。
簡単なウェブページを作成し、HTML、CSS、 JavaScriptの基本的な知識を学び、クリエイティブな表現力と実用的なスキルを体験する。 プログラミング言語Pythonを活用し、データ分析の基礎とデータ可視化を体験する。 CSVデータセットとPythonを活用し、身近な事象のデータ分析を体験する。また、機械学習のK-meansクラスタリング手法の概念と実践を通じて、データサイエンスの理解を深める。
高校3年 大学入試につなげる 高3対象大学説明会・個別相談会 高3対象大学説明会・個別相談会
保健医療学部 高校1年
高校2年
大学を知る
大学で体験する
高校3年生向け進路相談会
看護職になるための学修の準備と
保健医療学部看護学科の説明
プログラム①
第1回看護体験
講義と演習(看護技術など)
オンディマンド講義 プログラム②
第2回看護体験
講義と演習(看護技術など)
オンディマンド講義受講
  • ミニ講義とゼミ訪問
  • 看護演習(25名×2グループ)急性看護学と災害看護学
【テーマ】
①公衆衛生看護学
②助産看護学
③精神看護学
④国際看護学
  • ミニ講義
  • 看護演習(25名×2グループ)急性看護学と災害看護学
高校3年 大学入試につなげる
高3対象大学説明会・個別相談会 高3対象大学説明会・個別相談会
教育学部 高校1年
高校2年
大学を知る
教育・福祉について学ぶ
教育・福祉に関する
オンディマンド講義視聴
プログラム①
体験プログラム
教育・福祉に関する
オンディマンド講義視聴
プログラム②
体験プログラム(保育体験)
  • 教育学部の紹介動画
  • 大学の様子(授業や学内イベント)についてを大学生によるプレゼンテーション。
  • 高校と大学の違いを学ぶ。
  • 手遊び歌、エプロンシアター、おもちゃ作りなどのオンラインやオンディマンドで講義を受講する。
  • 大学生との交流を行う。
  • 大学見学や保育体験などを通して、教育や福祉について学ぶ。
  • 手遊び歌、エプロンシアター、おもちゃ作りなどのオンラインやオンディマンドで講義を受講する。
  • 大学生との交流を行う。
  • 大学見学や保育体験などを通して、教育や福祉について学ぶ。
  • 一日保育体験(保育園・幼稚園)
高校3年 大学入試につなげる 高3対象大学説明会・個別相談会 高校3年生向け
保育実習・福祉体験
高3対象大学説明会・個別相談会

生徒の「なりたい」に対応した6学部6学科設置

<取得可能な資格>

看護師・助産師・保健師国家試験受験資格/認定心理士/社会福祉士国家試験受験資格/幼稚園・小学校教諭一種/中学校・高等学校教諭一種(英語(中高)・社会(中)・公民(高)・情報(高))/日本語教師/保育士資格/総合旅行業務取扱管理者/ウェブデザイン実務士 など

  • *学部学科により取得できる資格は異なります。

神戸山手キャンパス

尼崎キャンパス

三木キャンパス

英語教育・グローバル教育

英語を英語のままで理解できる力と柔軟で広い視野を育成します

地球市民としての意識を共有し、他者と協働しながら一人ひとりの幸福を追求しつつ、社会貢献していく土台を作り、世界に誇れる日本文化を発信していきます。また、グローバル化がもたらす諸問題に対する最適解を導く教科横断的な探究力も育成します。

到達目標:
中学校卒業段階でCEFR A2(英検3級以上)、高校卒業段階でB2(英検準1級以上)レベル を目指します。

使える英語

グローバル探究キャンプ

夏期・冬期休暇中には、グローバル探究キャンプ(校内外での実施含む)や、集中講座として、関西国際大学との連携やオンラインによる留学を進めます。

グローバル探究キャンプ デジタル要項

スタディサプリENGLISH
(高等学校)

英語の4技能を効率よく習得するために活用しています。また、生徒が自主的に取り組むことができるよう、先生はサポートしています。

グローバル探究学習

海外とのオンライン交流など翻訳アプリも活用しながら、英語でディスカッションを行います。英語で自分の意見を伝えられる力はもちろん、自分たちで課題を解決する力を身につけます。

レシテーションコンテスト
―英語暗唱大会―

自分で選んだ本の一節などの題材を暗唱し発表します。また、練習を通じてアイコンタクト、声の大きさ、ジェスチャーなど、表現力も高めることができます。

Global Room

お昼休みや放課後は、ネイティブの先生や留学生たちと英語をコミュニケーションの柱として、楽しい時間を過ごしながら、外国や自国の文化の交流を図ります。また、外国にルーツを持つ生徒のための「日本語指導」も定期的におこなっています。
2024年に中国語部(Chinese communication club)を設置し、よりグローバルな環境を整えています。

ネイティブ単独授業

これまでのチームティーチングに加え、ネイティブ教員が単独で指導する授業を行います。日常的に生きた英語に触れる機会をさらに増やし、実践的なコミュニケーション能力を向上させます。週に10時間以上英語に触れる機会があるコースでは、その半分、学年によってはそれ以上がネイティブ教員の単独の授業となります。

海外との盛んな交流

グローバル探究では海外とも盛んに交流しています。これまでにイタリア・トルコ・インドネシアとオンライン交流を行い、互いの文化について理解を深めました。また、中国・ベトナムとは継続的に、さらにインドやフィリピン、台湾との交流も予定しています。様々な国とのつながりで地球市民として広い視野を培います。

イマージョン教育

英語 "を" 学ぶのではなく英語 "で" 学ぶ

本校の英語教育の基本は、英語 "を" 学ぶのではなく、英語 "で" 学ぶ。その方法の一つとしてイマージョン教育を行います。イマージョン(immersion)とは、日本語で「浸すこと」という意味。イマージョン教育は、英語で他教科を学習することによって、自然で実践的な英語の習得を目指します。英語をコミュニケーションのツールとして活用しつつ、音楽や家庭、プログラミングを通して論理的思考力を鍛え、創造力と問題解決能力を育みます。

英語×家庭科

家庭科では、調理や消費生活などの実践的な学びが中心となっているため、英語での指示を聞き、理解し、実際に行動に移すことが求められます。こうした体験を通して、「英語を話さなければならない」というプレッシャーを感じることなく、「英語を使うのが当たり前」という感覚を自然に身につけています。
たとえば、「世界の料理」をテーマに、各国のレシピを英語で読み取り、実際に調理を行う授業では、指導内容が大きく広がります。教科書の中だけの英語ではなく、生活に直結した実用的なスキルとしての英語を体験することで、生徒たちからは「知らない単語があっても、動作を見れば理解できるようになった」といった声も多く聞かれています。
学年が進むごとにプレゼンテーション活動も強化し、生徒自身が英語で調理の手順を説明したり、海外の食文化について発表します。

英語×音楽

音楽教育においても国際的な視野を養うことを目的に、楽譜の読み方や歌詞の理解、音楽の背景にある文化などを英語で学ぶことで、語彙力や表現力が自然に育まれ、リスニングやスピーキングの力も向上します。クラシック音楽をはじめ、ジャズ、ポップスなど多様なジャンルを扱うことで、多文化理解や国際感覚も深まります。授業では、歌唱や楽器演奏、作曲、即興などを通して自己表現に取り組み、英語で自分の思いや感覚を伝える経験を重ねます。たとえば、ピアノでは英語で演奏技術を学び、合唱では英語の歌詞を理解しながら歌唱力を磨きます。音楽と言語の融合によるこの実践は、生徒の感性と知性を豊かに育て、積極的に学ぶ姿勢を引き出しています。

英語×数学

数学は論理的思考力を養うだけでなく、世界共通の「言語」としての性質を持つ教科です。授業では、基本的な数学用語や概念を英語で学ぶことから始め、徐々に英語での問題解決やプレゼンテーション、ディスカッションへと発展していきます。数学の概念は世界共通であるため、生徒たちはすでにある知識を活かしながら、英語を通じて理解を深めています。英語で自らの考えを説明する中で、語学力だけでなく、思考力・表現力も育まれます。生徒からは「英語で書かれた問題への抵抗がなくなった」「自分の考えを英語で伝えたいと思うようになった」といった前向きな声も聞かれ、国際的な視野を広げる有意義な学びとなっています。

英語×情報

現代のIT社会において、プログラミングと英語は切り離せない関係にあります。世界中で使用されるプログラミング言語や技術文書の多くは英語で書かれており、エンジニア同士の情報共有や協働も英語が共通言語となっています。こうした背景を踏まえ、英語とプログラミングを融合させた学びを提供しています。授業では、生徒が英語でコードを書き、エラーを読み解き、プロジェクトについて英語でディスカッションすることで、実践的なスキルを習得。アプリ開発やウェブ制作など、実社会につながる課題に取り組みながら、IT分野で必要とされる基礎力を育んでいます。今後の課題としては、英語による表現力のさらなる強化が挙げられ、ディスカッションやプレゼンテーションの機会を増やしながら、実践的な英語力の向上を目指していきます。ITと英語の両面から、グローバルに活躍できる人材の育成を進めていきます。

協働的な学び(探究学習)

学年の到達度に応じた展開

生徒の興味・関心に応じて、持続可能な社会の実現に向けた考え方や表現の仕方を学びます。学校内にとどまらず、全国大会へとつながるコンクールやコンテストにも積極的に挑戦し、大舞台で発表する機会や学習履歴を積み上げていきます。

【2024年度実施内容】

  • 個別の興味・関心に応じて全国レベルの探究イベントにも積極参加、学習履歴とする。
  • SDGsとの関連性も視野に入れ、グローバルな視点から産官学協働によるアプローチ。「高校生Ring2024」他
  • 文化祭、オープンスクール等では、ポスターセッションや、講堂でプレゼンテーション形式での発表。

協働的な学びと産官学連携

グループ活動をもとに、主体的に課題に向き合い、互いの良さを活かしながら協働的に学ぶ姿勢を育みます。
また、SDGsとの関連性も視野に入れ、産官学と連携して探究的な学習を支援します。

【2024年度実施内容】

  • 「高校生 Ring」
    (リクルート)
  • 「スタディサプリ探究講座」
    (リクルート)

校内予備校

予備校の実力講師による校内予備校「山手アドバンスゼミ」

クラブ活動後の時間に行っているため、充実した学校生活を送りながら、校塾連携による学力の向上を図ります。

大学受験対策として、校内予備校「山手アドバンスゼミ」を開講しています。
2024年度は英語、国語、数学の3教科を開講しています。

楽しい学校生活

明るく・楽しい学校生活で、愛される人として成長する

生徒の自主活動を応援する神戸山手では、「明るく」「楽しく」が生活のキーワードです。授業はもちろん、クラブ活動も学校行事も、全力で楽しみます。特に文化祭と体育大会の盛り上がりは驚くほどです。

スカイルームで元気をチャージ

神戸山手の食堂「スカイルーム」は、麺類、カレーライス、日替わり定食に加え、おひたしや煮物、小鉢やスナックも充実しており、栄養バランスを考えたメニュー構成になっています。日替り定食は、お弁当にして教室で食べることもできるようになっており、スカイルームはみんなの"元気"の供給源です。

充実した設備

校内のWi-Fi環境が整備され、ICT教室をはじめとした全教室に電子黒板を完備。

活発な部活動

陸上競技部、吹奏楽部、卓球部は強化指定を受け、全国を舞台に活躍。その他全23のクラブがあり、放課後を充実させています。