校長ブログ
中学入試、大学入試
2024.01.15
入試情報
1月15日
近畿2府4県の私立中学入試が進んでいます。本校では13日は前期、14日は中期、15日は後期、20日はファイナルと続きます。受験生は3年連続で増加しています。
13日の午前は一般方式(3科、2科、1科)に加えて、自己アピール方式では今年からプログラミング入試を導入しています。また、英語重視方式もあります。午後は一般方式のみの実施です。14日の午前は一般方式に加え、適性検査型入試を行い、午後は一般方式と続きました。入試は本日も実施しています。受験生にエールを送ります。
大学入学共通テスト(以下、共通テスト)も実施されました。本日、自己採点です。また、昨年から大学入試改革に対応すべく、校内では先生方が共通テストを解き、勉強会を開き、授業力向上に活かす検討会が始まっています。
新高3から新課程になり、科目数は全部で6教科30科目あり、その中から受験する大学で指定されている科目を選択することになります。私大の一般選抜は3科目が基本であり、文系なら英語+国語+数学・地理歴史・公民から1科目、理系なら英語+数学+理科が一般的ですが、2教科や1教科で受験できるところもあります。出題傾向は、過去問とあまり大きな変化は見られないのに対し、共通テストは、大学入試センター試験と比べて、知識活用、思考力、判断力が問われる内容になります。かつての大学入試センター試験では、知識量で問題を解くことができましたが、共通テストは、学んだ知識を総動員して、論理的に考えられなければなりません。
共通テストを受験して、私大の「一般選抜」に出願すると、成績だけで複数の私立大学を受験することが可能になります。種類としては、共通テストを受けて、その成績だけで合否が決まる「単独型」と共通テストの成績に加え、大学独自の個別試験や小論文、適性検査、調査書などが評価される「併用型」があります。入試の種類も含め、様々な変容に対応しつつ、生徒たちの夢を叶える進路指導を展開したいと思います。