校長ブログ
定期考査分析会
2023.11.07
カリキュラム・マネジメント
11月7日
6日、2学期中間考査の「定期考査分析会」を実施しました。
分析会のねらいは、生徒個々に振り返りを促し、自己調整によるPDCAサイクルを定着させる情報を提供すること。教科担当の先生方は、誤答分析を行い、教員用リフレクション・シートにコメントを記入、次回の考査に備えます。(私も大学の授業では学生の授業満足度アンケートを結果を参考に、リフレクションを行っています)先生方にいつも申し上げるのは、「素材、教材、指導法の研究と説明責任の果たせる評価方法に注力を!」です。
また、学習履歴のエビデンスとして、保護者の方々にも配信、情報を共有しています。可視化されたデータを基に担任の先生が面談時のコーチングで活用し、個別最適化につなげています。さらに、教科内のコミュニケーションだけでなく、部門別、もしくは第三者評価をOJT(On the Job Training)に組み込むことによって、新学習指導要領の教科横断にも対応できるようにしているのです。
先生方は学期ごとに授業を録画し、授業改善に向けた努力をされていますが、今年からさらに精度を高める意味で、大学から360度カメラをお借りして教員が各自の授業を振り返ることができるようにしました。カリキュラム・マネジメントを推進する中、全教職員で、学校の"主役"である生徒の到達度をあげていくために工夫を重ねているのです。