校長ブログ
看護師になるなら山手①ー国家試験合格率98.2%
2023.08.04
入試情報
8月4日
本校と姉妹校関係にある関西国際大学との高大連携教育を『関西国際大学進学プロジェクト』と呼んでいます。法人合併から4年目をむかえる学院は、2023年度から高大連携教育をさらに強化し、キャリア教育の精度を高めることを事業計画の一つにしています。今回は中学校の先生との対話からです。(是非、ブログに掲載してほしいという要望にお応えしました)
A先生:いつもありがとうございます。御校に入学した卒業生が先日、遊びに来てくれました。学校生活はとても楽しく、充実したものと話してくれました。
校長:それはよかったです。
A先生:今年から高大連携をかなり強化されたと伺っております。先日、ある保護者から「山手には看護師になれる道があるようです。姉が卒業生でとてもよい学校と言っていますし、下の子は看護師希望で高校を探していたところだけに情報がほしいです」と相談がありました。オープンスクールに行くように勧めましたが、看護師を希望する生徒が増えてきているときだけに私も情報がほしくて直接、校長先生に面談を申し込ませていただきました。お忙しい中、時間をとっていただき厚く御礼申し上げます。
校長:いえいえ。こちらこそ。今年から将来の職業選択に向けて、姉妹校関係にある関西国際大学の保健医療学部、教育学部、社会学部との連携教育をスタートさせることにしました。文科省は学習指導要領の改訂に伴い、高校の多様と学びの選択が加速する中、高校と大学の双方がそれぞれの目的や役割を踏まえつつ、高大接続を柔軟に捉えた取り組みを求めています。それを形にしたということです。
A先生:山手がどんどんよくなっているという噂は聞いていましたが、いろいろな角度から着々と改革が進められているのですね。具体的にはどのような連携教育を展開されているのでしょうか?
校長:高1段階から大学教員によるオンデマンドミニ講義を平常授業の中に組み込み、さらに、希望者には看護、保育、福祉などの実習体験やワークショップ、特別講義などのプログラムを実施し、「学びの選択」を可能にしています。
A先生:保健医療学部とはどのような連携をされているのですか?
校長:今年で言えば、6月末から高校の保健体育の授業で大学教員のミニ講座を視聴、ディスカッションし、レポートを仕上げています。8月29日から三木キャンパスで行う勉強合宿では講義と特別プログラムが用意されています。10月19日の教育シンポジウムでは、災害看護学をテーマにした高大コラボ授業をお見せできると思います。
A先生:かなり本格的ですね。希望者対象ですか?
校長:ええ、もちろん。「学びの選択」ですから。(続)
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