校長ブログ
今、神戸山手が面白い!②
2023.07.01
入試情報
7月1日
25日の教育関連企業の方からのインタビューの続きをお届けします。
K:グローバルですね。行事もかなり豊富とお聞きしました。
校長:英語の行事は多く、すでに「SPRING ENGLISH WELCOME PARTY」を開催、大好評でした。8月29日から31日までは三木キャンパスで「グローバル探究キャンプ」が企画されています。English Roomでは、英語のみならず、日本語が必要な生徒のための日本語教室も開講、海外経験豊富な卒業生がボランティアで定期的に指導してくださっています。
K:御校には以前から海外にルーツをもつ生徒がかなりいると聞いていましたが、国際都市にふさわしい学校になりつつあるのがよくわかりました。
校長:今や中国、韓国、フィリピン、台湾、ブラジルなど、国際都市にふさわしいものになってきたことは喜ばしい限りです。
K:個別最適化学習に向けて、全クラスともタイムマネジメントシート(学習計画シート)を作成しているそうですね。
校長:はい。生徒は各自の計画に基づき、自己調整しながら日頃の学習を進めます。そして、定期考査を受けた後で、リフレクション・アワーで自分自身の取り組みを振り返り、担任のコーチングを通じて個別最適な学びに直結させます。一方、教員は部門別検討会(人文系、理数系、芸術・体育系)で、定期考査・模試分析会、公開研究授業、大学入学共通テスト勉強会等を行い、エビデンス・ベースの情報共有を心がけています。
K:平井校長独自のカリキュラム・マネジメントですね。期待が膨らみます。まとめの一言をお願いします。
校長:先生方にお願いしているのは生徒たちに物事の本質を見極める力をつけてほしいということだけです。授業デザインは、素材研究、教材研究、指導法研究が基本ですが、最も大切なのがモチベーションの維持とPDCAサイクルの定着。教師の役割は教科の内容をteachingするだけでなく、"勉強のやり方"をfacilitatingすることがAI時代のポイントになります。担任にはコーチングが非認知能力を高められる絶好の機会になると申し上げております。また、今年から情報一元化を図る意味で、フルクラウド統合型校務支援システム「Blend」を導入したのを機に、可視化を進め、より一層、カリキュラム・マネジメントを深めていく所存です。生徒諸君には、教養は短時間で身につくものではなく、これだけ覚えれば大丈夫というものではないので、時間をかけて学び、先生や友だちと対話していただくこと、そして、あらゆる角度から情報を集めて、最新の知のトレンドをつかむことをリピートし、幅広く、深く学ぶ姿勢を求めています。
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