校長ブログ
大学受験準備
2023.06.05
大学進学研究
６月５日
３日、高３は校内にて進研模試を実施しました。（コースによっては進研マップも実施）改革をスタートした2021年以降、大学への進学希望者が増加し、今春の卒業生は過去最多の約８割が４年制大学に入学しました。学校推薦型選抜を含め、益々、ニーズは高まっていくと思われます。
本校では大学受験対策講座として、予備校講師による「山手アドバンスゼミ」を開講しています。「学びの選択」の一環です。平常授業では、本校の教師が基礎・基本を徹底して教え、ゼミでは予備校講師が受験スキルを指導するという仕組み。「校塾連携」も深められており、本校の教師が予備校講師の授業を見学し、意見交換したり、予備校講師が本校主催の中高シンポジウムに参加して見識を深めたりと交流が進み、相乗効果が具現化されています。
モチベーションの維持については、リフレクションアワーと面談週間における担任のコーチングによって生徒一人ひとりの到達度に応じた動機づけを行っています。また、学習習慣の定着については、５教科教員の定期考査・模試分析会を通じて、エビデンスに基づくポイントを明確にした上で、教科担当者と担任が連携、学習方略、つまり、学習効果を高める工夫をファシリテートしています。目的は、生徒一人ひとりがメタ認知を高め、自己調整力を育めるようになること。本校で最も大切にしている考え方が「進路満足度100％」（校長ブログ2023.4.1：2022年度学校評価に達成率は生徒：94.6%、保護者：92.9%）です。全学年で実施しているタイム・マネジメント・シート（学習計画表）と担任のフォローに基づき、PDCAサイクルを身につけることが次の一歩につながるのです。
