校長ブログ
Gコース特集②
2023.06.17
グローバル教育
6月17日
4月からスタートしたGコースですが、中学のメイン教材は『Progress in English 21』です。このテキストは内容が長期記憶に残るよう工夫され、音声重視となっているのが特徴。英語を楽しみながら聴くことで、脳内に英語の言語中枢を作り、英語を使いこなせるようデザインされています。Book1では神戸を舞台に様々な人物が登場します。内容的には国内事情から海外事情に移行しつつ、文化や歴史を学んでいきます。また、学習した文法事項をスパイラルに学習し、4技能をバランスよく身につけていきます。
Y先生:ネイティブとのペアで朝のHRから英語に触れる機会を設けていますが、生徒たちは臆することなく、英語を使っています。また、みんな何事にも元気いっぱいの全力投球で、教室はキラキラと輝く笑顔であふれています。そんな生徒たちから、私はいつもパワーをもらっています。 Tさん:先生方や先輩方、友達にも恵まれ、自分らしく青春を満喫しています。そして、英語の授業はもちろん、さまざまな教科にも英語が取り入れられ、英語に触れる機会の多さに驚いているものの、とっても楽しく学んでいます。 |
一方、高校のメイン教材は『Grammar in Use』です。このテキストは世界標準であり、ネイティブ・スピーカーが使う自然体な表現がちりばめられ、どのユニットからでも英語で英語の勉強ができるようになっているところが最大のメリット。(日本版もありますが、本校では英語版です)
A先生:『English Grammar In Use』は、「使える英語」を理解する上で重要なことが書かれている実践的な教科書です。各表現の使用面や使い方がネイティブの感覚で書いてあり、大変参考になります。 また、ネイティブとの担任2人制であるため、生徒たちから自然と英語が聞こえてきます。V-code(英語×プログラミング)など、英語で他の科目を学ぶイマージョンの授業にも、楽しみながら取り組んでいます。 Aさん:英語のみで書いてある教科書を読むのがとてもおもしろいです。イギリス英語とアメリカ英語の違いも興味深いです。生徒Bすべて英語なので難しいですが、説明を聞くとわかります。各表現の絶妙な違いがわかっておもしろいです。頑張ってついていきたいです。 |
Gコースの到達目標は中学卒業段階でCEFR基準でA2レベル、高校卒業段階でB2レベルです。ネイティブとの2人担任制の中、生徒が「英語を使える環境」を用意し、テキスト「を」教えるのではなく、テキスト「で」教えることを実践しています。同時に、コースコンセプトである国内では中堅国公立、もしくは有名私大、あるいは海外の大学を意識し、他教科とのバランスにも配慮しつつ、入試から"逆算"したシラバスを作成しています。