校長ブログ
3学期始業式
2023.01.09
学校生活
1月9日
7日、3学期の始業式を行いました。
3学期は学年末、1年間を総括する時期であるのと同時に、次年度に向けての準備期間。その意味で、学院の教育ミッションである3C(Communication、Consideration、Commitment)の下、建学の精神である「自学自習、情操陶冶」が達成できたかどうかを振り返り、次年度のさらなる成長につなげる努力が不可欠です。
3学期は1年の総括として、中学の大テーマは、「リアルな社会的問題の解決に向けて、必要とされる学びを深めながら本質を捉え、既成概念に捉われない着眼点を伸ばし、個別最適化学習の基盤をつくる」、高校は、「自分の可能性を認識するとともに、他者を尊重し、協働しながら社会的変化を乗り越え、持続可能な社会の創り手となると同時に、各自が夢の実現に向けて、高い志を持ち、教育ミッション、建学の精神を具現化する」であることを確認しました。
小テーマについて、中学は1~2学期の振り返りと次年度に向けてのPDCA、高1はすべての授業を大切にして、教科横断的に物事を考えられる力をつけること。そして、自ら問いを立て、探究し続ける真摯な姿勢を養い、世界を新しい視点で見つめ、解決に向けて行動する指針を立てることをお願いしました。
高2はいよいよ3年生、強調しておきたいことは、日々の勉強を着実にこなすこと、入試対策としては、5教科が定期的に行う確認テストや定期考査を大切にすること。そして、「Qureous」や「スタディサプリ」などのEdTech教材を活用し、自己調整による個別最適化学習を定着させることです。
高3はいよいよ大学入試直前となりました。"行ける"大学ではなく、"学びたい"大学をめざし、初見の問題にチャレンジしつつ、模試や過去問を解き直し、積み残しや弱点を補強することが必須です。指定校等で進路が内定している生徒は、″なりたい自分″ を想定して、具体的な取り組みを形にしてみてください。各学年で、到達度に応じた取り組みをすることによって、さらなる飛躍を期待したく思います。