校長ブログ
新コース立ち上げ特集⑬-七夕
2022.07.07
グローバル教育
7月7日
七夕は、中国・日本・韓国・ベトナムなどでは節供・節日の一つであり、五節句の一つとして数えられ、星祭りと言われています。(よくthe Star Festival と表現されますが、これは天の川の話にちなんだものです)日本の七夕は、中国で行われていたものが奈良時代に伝わり、日本の棚機津女(たなばたつめ)の伝説と合わさり生まれたとされています。当初は、貴族の文化だったようです。
日本では7月7日、笹の葉や色とりどりの短冊に願いごとを書いて星に願いごとをします。中国では、男性が女性に花束を贈ることが多いようです。台湾では「恋人たちの日」、韓国では「愛の象徴の日」とされ、男性から女性へ贈り物をしたり、恋人たちが特別な時間を過ごす日とされています。しかし、英語圏には七夕という行事がないため、それにあてはまる表現がありません。国が違えば、文化も違うのです。大切なのは、各国固有を文化をいかにわかりやすく相手に伝えるかということです。以下に生徒が書いた文章の一部を紹介します。
Tanabata is a star festival originally from Chinese legend.(七夕は中国の伝説に由来する星の祭りです)
In Japan, it is celebrated on July 7th and is said to be a special day for lovers.(日本では7月7日にお祝いされ、恋人たちにとって特別の日と言われています)
We decorate bamboo trees with colorful pieces of paper to pray for Orihime and Hikoboshi to come together.(色とりどりの色紙で笹を飾り、織姫と彦星の再会を祈ります)
They fell in love and didn't work hard at all.(彼らは恋に落ち、一生懸命働かなくなってしまいました)
The gods got angry and separated them into the different sides of the Milky Way.(神様たちは怒り、2人を天の川で引き離してしまいました)
However, they were allowed to cross the Milky Way to meet each other once a year on July 7th.(彼らは年に一度だけ、7月7日に天の川を渡って2人が会うことを許されました)
So Tanabata is held on that day every year.(だから、七夕は毎年7月7日に行われるのです)
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