校長ブログ

面談週間、大学受験

2022.02.21 大学進学研究
2月21日

 面談週間の時期がやってきました。本校では定期考査→リフレクションアワーにおける振り返り→教員による分析会→面談週間におけるコーチングによって自己調整学習に連動させる取り組みを行なっています。自分の″あるべき姿″をしっかりもち、確かな一歩を踏み出してほしいと思います。

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 2月と言えば、大学入試のシーズン。全国の受験生が試験という関門を乗り越え、大学の門をくぐり、学生生活をスタートさせます。私も関西国際大学で教職科目「学校経営論」を担当し、大学生と接する機会をいただいていますが、学生諸君と話していると、実際、志望で入学された方もいれば、そうでない方もいます。しかし、コロナ禍で様々な制約があるにもかかわらず、皆、熱心に勉学に取り組み、学生生活を謳歌、教師をめざしています。大学入学後、真剣に打ち込める研究分野に出会ったり、心の通い合う生涯の友人をつくることが若者の最大の特権であり、それを活かして確かな成長への歩みを進めていられるのをあらためて感じさせられます。

 グローバル化が進展し、今や、学歴社会ではないと言われ、学歴信仰を助長するような文言は控えられるようになりました。物知りと頭のよさは同じではありません。いくら知識や情報がたくさんあってもそれを状況に応じて使いこなせなければ社会に役立つ人にはなれないでしょう。大切なのは、置かれた立ち位置の中でどれだけ自分を研く努力をしたかということなのです。

 大学受験は確かに重要なターニングポイントになりますが、それで人生が決まってしまうわけではありません。志望校に入れなかったことによって新たな人生が開けることもあるのです。だからこそ、人生は面白いのではないでしょうか?そのような気持ちを持って試験に臨んでみてはいかがでしょうか?