校長ブログ
同期型オンライン学習
2022.01.14
学校生活
1月14日
受験シーズンを迎えようとしている中、オミクロン株の感染拡大はとどまるところをしらず、日常生活に大きな障壁となっています。本校においては、中学入試、大学入学共通テスト等に備えて、13、14、17日はオンライン授業を行い、自宅学習とさせていただくことにしました。
同期型オンライン学習になりますから、双方向型の授業に続き、課題が出ます。時間をうまく調整して学習内容の定着に努めましょう。中学生は「デキタス」、高校生は「Qubena」や「スタディサプリ」を有効活用してください。
教育現場を預かる者の役割として今、言えることは、予期せぬ危難が襲いかかってきても "未来を生きる" 子供たちのために何ができるか問い続け、最適解を見つけ、実践するだけです。With/Afterコロナ時代、日本の教育は大きな転換期を迎えていますが、常に生徒・保護者・社会に貢献できているのかを考えながら、生徒ファーストを見据えた成長戦略を模索していきたいと思います。
いつ感染爆発が起きてもおかしくない状態が続いていますが、こんな時だからこそ、冷静に物事を考えてみる必要があるのです。「コロナ危機」は「リーマン危機」を上回るとされています。金融活動が要因であったリーマン危機とは違い、今回はウイルスによる感染症が起点であり、医療と経済の複合危機とも言える極めて深刻なものとなっています。長期化する事態も想定し、経済・社会基盤が破壊するのを防ぐ方策は、コロナ感染拡大を抑え、ワクチン、治療薬の開発を急ぐことに他なりません。出口の見えない危機にどう立ち向かうのか?2008年のリーマン危機の折、G20が連携して危機を封じ込めました。今こそ、世界が感染防止や医療活動に向けて情報を共有し、難題に取り組む決意と連帯感を世界に発信し続けることが人々を勇気づける原動力になるのではないでしょうか?