校長ブログ

中学入試ファイナル、高1~2は記述模試

2022.01.24 学校生活
1月24

 22日(土)は、平常授業を行うのと同時に、「中学入試ファイナル」と高1~2は記述模試を実施しました。「中学入試ファイアル」は新規の取り組みです。例年、近畿の私立中学入試は、1月の第3週土曜日から行われる「統一入試日」(今年は15日)より3日間で小6児童の大半が受験を終えると言われていますが、本校での学校生活を希望する児童のために1517日の午前・午後入試に加えて、ファイナルとして、さらにコロナ禍を鑑み2月5日に実施することにしました。本校の強みは「育てる力」です。自分の夢を叶えたいと思う新入生を心待ちにしています。

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 高1は全クラス、高2は普通科が校内で記述模試を受験しました。本校では、生徒一人ひとりの「学びの保障」と「進路保障」に向けて、今年から定期考査や模試において、受験計画受験生徒による振り返り(リフレクションアワー等)教員による分析会(生徒・保護者への配信)+担任による面談指導を行い、カリキュラム・マネジメントの一環して、組織的な学習指導・進路指導を実践しています。

[参考]「高校生と保護者の進路に関する意識調査」(リクルートマーケティングパートナーズ、全国高等学校PTA連合会)を振り返ると、高校教育については全般的に「期待」が「不安」を上回り、高校生の7割以上がICT活用と個別最適化学習、6割以上の保護者が探究学習に期待を寄せています。  

 大学入試については「不安」が「期待」を上回り、そのトップが「大学入学共通テスト」であり、高校生・保護者共に6割以上を占めています。また、通っている高校の教育改革への対応については「対応している」と感じる高校生は4割以下、保護者は3割以下であり、変化を感じるものとして、高校生は学んだことや経験したことを振り返り、次の目標を立てるポートフォリオの導入、保護者は生徒が自らテーマを設定してその課題解決に伴う探究学習を挙げています。

 子供の進路選択に関するアドバイスとして、保護者の7割以上が「難しい」と回答しており、その要因として「最新の進路情報」の不足を挙げています。進学にあたり、保護者が重要と考える情報としては「入試制度の仕組み」が8割を超え、前回1位の「進学費用(学費・生活費など)」を抑えトップとなっています。本校における学校改革も創立100周年を見据え、名門校にふさわしいものに変容させ、「地域に開かれた学校づくり」をめざします。