校長ブログ
課外活動:日本文化の発信と音楽
2021.10.12
学校生活
10月12日
本校では、茶道や華道を体験する授業を設け、女性としての美しい所作や言葉づかいを一人ひとりが身につけられるようにしています。さらに、希望者を対象にした課題活動の時間も用意しています。茶道は裏千家、華道は嵯峨御流、それぞれ専門の先生方にご指導いただいています。グローバル化が加速する昨今、神戸から日本文化を発信していきたいと思います。
校内は、多くの場所に花がいけられ、季節や時間の流れを自然と感じることができる、情緒あふれる豊かな空間となっているのが山手文化の一つです。
課題活動にはアンサンブルもあります。
アンサンブル(仏:ensemble)とは、音楽用語で2人以上が同時に演奏することですが、合奏、重奏、合唱、重唱の意味、あるいは合奏団・合唱団の意味で用いられています。
近年、社会のリアルな問題を創造的に解決する上で、あらゆる問いを立てるために、Liberal Artsの考え方に基づいて、自由に考えるための手段を含む美術、音楽、文学、歴史に関わる分野を取り入れるSTEAM教育の重要性が標榜され、教科横断的なアプローチが求められています。その意味で、課外活動は、本校の建学の精神の一つである「情操陶冶」の具現化に資するものと言えるのです。