校長ブログ

オープンスクールに向けての予備知識①

2021.08.20 入試情報
8月20

 今月28日は中学受験生対象、29日は高校受験生対象のオープンスクールです。今回は、先日、別の場所で行った入試相談会での一コマを保護者の承諾を得たので紹介します。

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保護者A:小6の娘に御校を受験させたいと思っているのですが、御校の強みは何ですか?また、ロケーションについてもご説明をお願いします。

担当者:本校は創立97年目の伝統校で、面倒見のよさが強みです。学校はアットホームな雰囲気です。場所は元町駅の北側、学校までは少し坂道を登ってもらいますが、自然環境の豊かな場所にあります。晴れた日にはグラウンドから神戸港を一望、淡路島はもちろん、和歌山の方まで見渡すことができます。

保護者A:環境がよさそうですね。学習指導はどのように展開されるのですか?

担当者:生徒一人ひとりが自律するまで、徹底的に面倒をみて参ります。時には、叱咤激励し、時には寄り添いながら、生徒が自律していくことを促し続けます。「自学自習」は本校の建学の精神の一つなのです。

保護者A:探究学習にも力を入れられているとか...

担当者:はい。学年に応じたテーマに沿って、独自の探究学習を取り入れています。時には、企業とコラボして進める場合もあります。また、定期考査にも探究型を取り入れています。定期考査は、100点満点を基礎・応用・発展の3段階に分けて出題されます。実施後は、どの難易度の問題ができなかったのか、生徒個々が自分の結果を振り返ります。教員は、生徒の学力ゾーンを4分割し、それぞれのゾーンに対してアドバイスを行います。生徒は、自分に会ったアドバイスを参考に、次の試験への準備を始めます。このように、試験だけでなく、何事にも粘り強く取り組み、結果を振り返り、課題を見つけ、実行する。いわゆるPDCAサイクルをしっかりと回し、生徒一人ひとりの気づきを促し、確実な学力の定着を目指します。時間がかかっても、生徒たちが実行できるように教員は見守っていきます。

保護者A:よい取り組みをされているのですね。グローバル化が進む昨今ですから英語教育にも力を入れているとお聞きしましたが...。

担当者:本校は5人のネイティブ教員がいます。授業は、中学では、週に5時間程度、高校では、コースにより週1~2時間程度、Team Teachingを行っています。また、高1と高2では副担任として、学年行事にも参加されています。英語の本やゲームを揃えたイングリッシュ・ルームでは、放課後、英語でコミュニケーションしたり、個人レッスンが受けられる環境が整っています。もちろん、検定の面接対策もしっかり行ってくれます。

保護者A:ありがたいです。自習室はあるのですか?

担当者:はい。曜日によっては、放課後20時まで開室しています。個別ブース形式ですので、集中して学習できると評判です。クラブと勉強の両立が可能になっています。

保護者A:予備校講師による受験対策講座があるとも伺いました。

担当者:はい。よく研究されていますね。希望者を対象に、予備校の実力講師に直接指導いただける大学受験対策講座は、英語と国語で開講しています。本校では大半の生徒が進学しますので、希望者が増えればその他の科目も開講されることになっています。

保護者A:放課後に学校で受講できるので、時間的なロスがなくなり、生徒の負担も減るというわけですね。施設面はどうですか?

入試担当者:全館冷暖房完備です。ICT教育に力を入れていますので、Wi-Fi環境も全館完備、全教室に電子黒板を導入しています。体育館や屋外プール、テニスコート、アーチェリーレンジもあります。図書館は、蔵書約七万冊です。人気のスポットは「スカイルーム」という食堂です。麺類、カレー、定食、小鉢、スナックなど、栄養面に配慮した日替わりメニューです。また、パンの販売もあります。いずれも、味はなかなかの評判です。

保護者A:娘はオープンスクールを楽しみにしているのですが、私も期待しているのてす。(笑)(続く)