校長ブログ
定期考査分析会
2021.07.20
カリキュラム・マネジメント
7月20日
定期考査分析会は本年度から始めた新たな取り組みですが、最も大切なことは、各教科の誤答分析による積み残し解消対策と発展的学力を育める環境づくり。教師の役割は、教えこむというよりはむしろ、課題解決に向けてファシリテートすることです。教科担当と担任が連携して生徒一人ひとりに「気づき」を促し、アダプティブ・ラーニング(個別最適化学習)を可能にし、建学の精神の一つである「自学自習」に直結させていきます。(校長ブログ2021.5.28)
同日、教員研修を実施し、次年度からスタートする高校新課程についての理解を深めました。これまでの学習指導要領は、教科ごとには体系化されていましたが、今回の改訂の目指す方向は、教科を学ぶ本質的な意義を重視しつつ、教科間の相互の関連を図り、教育効果を得ようとするところにあります。そのためには、全体としてバランスのとれた教育課程の編成が必須です。
本校においてもこうした方向性を踏まえ、学院がめざす教育ミッションを教育課程の中に具体化し、生徒一人ひとりが、現在と未来に向けて、生涯をたくましく生き抜く力を培っていけるような学びの場を構築していきます。そして、学力向上に向けた真摯な取り組みの成果をさらに伸ばしていけるように、教育実践を工夫し、改善していく所存です。