校長ブログ

音楽科の取り組み

2021.07.19 カリキュラム・マネジメント
7月19日

 音楽科の重点目標は、「音楽における幅広い表現活動を通して、コミュニケーション能力を高める」「授業内発表を通して、互いに協力・参画する能力を身につける」です。コロナ禍において、歌唱などの表現活動が制限されているものの、感染対策に留意しつつ、合奏や鑑賞を中心に生徒が発表できる機会を設けていくとのことです。

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 具体的な取り組みは、生徒が積極的に参加できるアンサンブルの実施。また、校内発表、もしくはICT機器を用いた動画など、生徒が音楽活動を発表できる場を提供するだけでなく、鑑賞授業のプレゼンテーションや発表を通して、思考力・判断力・表現力を身につけることをねらいとしています。

 一方、音楽課程の重点目標は、ICT機器を用いたソルフェージュ能力の向上と音楽理論の理解、音楽科54回生の第一志望合格。昨年は、新型コロナウイルス感染拡大の中、楽典やソルフェージュの受験対策用教材を作成するなどの前向きな取り組みも見られました。

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 今年は、ロイロノートにおける聴音・視唱の課題提出、楽典・聴音入試対策教材開発と受験対策講習などを組み込んでくれています。プロの演奏家のみならず、生涯、音楽を楽しめる力を育んでほしいと思います。