校長ブログ

社会科の取り組み

2021.07.13 カリキュラム・マネジメント
7月13

 社会科の重点目標は、学力の伸長に向けて、課題探究に必要な基礎知識と社会的な考え方、それらを活用する能力を身につけさせること、個々に応じた学習方法や教材を提供すること、新カリキュラムへの移行準備をすることです。

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 現状課題と対策として、基礎学力の増強や学習意欲の向上に向けて、個々の到達度や進路希望に応じた効果的な学習方法の提示と関心喚起を担任団と協働していくとのこと。また、新課程における地理総合、歴史総合、公共等の研究と指導準備を始めていくそうです。(校長ブログ2021.4.22

 2021年度は、実践指定校となっているNIENewspaper In Education)をはじめ、様々な取り組みを行っていくだけでなく、高校各学年での教科ガイダンス、模試・定期考査分析会における重点指導内容の共有と実践等が計画されています。

 また、共通テストをはじめとする大学入試における社会科での受験者を増やすだけでなく、模試における到達目標偏差値、ニュース時事能力検定の合格目標の設定、さらに、休校時のICT活用方法の拡大を通じて、担当者の教材及び課題の電子化する取り組みも打ち出されています。カリキュラム・マネジメントによる学校改革が加速する中、教科の特性を出していただき、生徒一人ひとりの背景知識を強化していただくことを期待します。

 生徒諸君には、社会的事象に関心を持ち、持続可能な社会づくりの観点から地球規模の様々な課題を考察すること、国の動向とグローバルな動向を横断的・相互的に捉えて現代的な課題を歴史的に考察することをお願いしたく思います。